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フリッツ ブログどこかの軌道降下兵の部屋 軌道降下兵たちの誇り、意地、覚悟 (桜花作戦) キャラ設定(仮) (01/05) 桜花作戦 作戦計画書 (01/05) プロローグ(02/26) さて今回は某ニコニコできる動画のMADを見て書いてみました。 今回はやられ役な軌道降下兵 オービットダイバーズを活躍させてみたいと 思います。注意点としては A-01が全員生還する予定です。 オリジナル設定があります。 かなりのご都合主義です。 さらに最近SSを書きはじめたばかりなので かなりの駄文になっております。 以上のとおりです。 ではよろしくお願いします。 帝研企画 コミケ攻略SS 『甲77号作戦』 甲77号作戦 簡易作戦計画書(2010/01/10) 甲77号作戦 12月30日までの経過(2010/01/10)
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「──元親!」 「ぁ…」 ぼやけた元親の視界には、自分を囲むように見下ろしている者達の姿が映し 出されていた。 隻眼を涙で濡らせている政宗と、まるで思いつめたような表情で自分を見つ めているのは。 「政宗…どうして……」 「元親!良かった…良かった……!」 先程とは違う涙で顔をクシャクシャにしながら、政宗は元親に抱きついた。 未だ状況を飲み込めていない元親は、無意識に政宗の身体を抱き返しなが ら、今では、自分から完全に背を向けている小十郎を一瞥する。 「あの…」 「……あまり政宗様に、心配をかけるな」 「……」 小十郎の科白に、元親は表情を曇らせると、やがて静かに政宗の身体を離した。 「元親…?」 いつになく真剣な面持ちの元親を見て、政宗は首を傾げる。 「……ゴメン」 「え…?」 「俺…お前から役目を貰ってたのに、何一つ満足にこなせなかった……」 それどころか、武将でも兵士でもないならず者達と一戦交えた後で、情けな くも倒れてしまったのだ。 きっと政宗は、帰りの遅い自分を心配して、迎えに来てくれたのだろう。 そう考えた元親は、自分の不甲斐なさにきゅ、と唇を噛み締めた。 「俺、何とか頑張りたかったけど…お前の役に立ちたいって思ってたけど…や っぱ、ダメだ。俺……お前に客将だなんて呼ばれる資格ねぇ。もうこれ以上、 お前に迷惑かけらんねぇ。だから……」 「な…元親!?それは違…!」 謝るのはむしろ自分の方で、元親は何も悪くない。 しかし、憔悴しきった元親の顔に、政宗は胸が締め付けられて、何も言えなく なってしまった。 「ゴメン、政宗…本当にゴメン……」 「元親…」 「もう…俺…四国に……」 すっかり意気消沈してしまっている元親が、最後の言葉を告げようとした刹 那。 「待ってくれ、筆頭!」 人ごみを掻き分けながら、数人の精鋭が、物凄い勢いで政宗達の前に跪いて 来た。 それが朝、元親の視察に同行させた者達だと判ると、政宗は彼らへと視線を 移す。 「悪いのは俺達なんです!本当は、俺達がその人を、わざと独りにさせちま ったんです!」 「何…?テメェら、やっぱり……!」 「…勿論、処分は覚悟の上です。腹を切れと言われれば、その通りにします」 「だけど…どうか、どうかその人だけは……!」 「ぇ…?」 額を地に擦り付けながら懇願してくる精鋭たちに、思わず元親も顔を上げる。 「今までごめんよ…アンタが何も言わないの良い事に、俺達…さんざん酷 ぇ事してきちまった」 「今日だって、心細そうにしてたアンタを、俺らのつまんねぇ意地から、置き 去りにするような真似……」 「アンタは、筆頭を…奥州を賊から守る為に、戦ってくれたっていうのに……」 その内に、彼らだけでなく周囲からも、元親を、このまま奥州に留まらせて欲 しい旨を告げる精鋭達の声が、辺り一帯に響き渡った。 困惑気味に彼らを見渡している元親と、無意識に口元を綻ばせている政宗の前 に、小十郎が近付いてくる。 「…此度の件に関しては、コイツの、奥州一帯の地形に対する認識力を把握し ないまま、政宗様に何も進言せずにいた小十郎にも、責任がございます。どう か、寛大な御処置を」 真相はともかく、周囲の手前もあってか、あえてそのような物言いをする小十郎 に、政宗は頷くと、元親に向き直りながら彼女の手を取った。 右目と左目17
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地図と部下達の案内で、元親が辿り着いたのは、最上との国境に近い山 道の一角であった。 「はあ…それにしても、随分険しい道を登ってきたもんだなあ」 海は見慣れている元親だが、これまであまり山岳地帯には縁がなかった のもあり、眼下に広がる光景に、感嘆の溜息を漏らした。 馬上から景色を眺める元親を尻目に、案内についてきた伊達軍の精鋭た ちは、互いに顔を見合わせると、突然彼女から背を向けた。 「じゃあ、俺達はこれで。お先に失礼しますよ」 「えぇ!?行っちまうのか!?」 「ちゃんと筆頭の命令どおりに『案内』をして、ここまでアンタを連れ て来たじゃないっスか。これで俺達は、お役御免って訳ですよ」 お世辞にも好意的とは程遠い視線を向けてくる彼らに、元親は困惑の表 情を浮かべる。 元親の不安が伝わったのだろう、彼らのひとりが、仲間に耳打ちをした。 (おい、本当にいいのかよ) (馬も地図もあんだから、置き去りにする訳じゃないだろう?構いやし ねぇさ) (そうだぜ。大体何で俺達が、あんな女の為なんかに働かなきゃならね ぇんだよ) (だけど…) (大丈夫だって。最近はこの辺りも穏やかだし、帰りは殆ど一本道なん だ。迷いっこないさ) 異を唱えた男は、それでも気遣わしげに元親を眺めていたが、やがて、 他の連中に急き立てられながら下山していった。 「はぁ…嫌われてるのは判ってたけど、こうまであからさまだと、や っぱ傷付くなぁ……ここは、姥捨て山ならぬ『鬼捨て山』かよ。こんな 事なら来る途中に、枝でも折ってくりゃ良かったぜ」 ひとり残されてしまった元親は、馬から下りると眉根を寄せた。 傍らの小岩に腰を下ろすと、暫しその大柄な身体を縮めて丸くなる。 「流石に、こっからじゃ海は見れねぇか…海、見てぇなあ……もう帰 っちゃおうかな、四国……」 不慣れな山中に置き去りにされた心細さも手伝い、これまでどんなに辛 くても、決して吐かずにいた弱音を、元親は極小さな声で口にした。 一度声に出してしまうと、元親の中で負の感情が、どんどんと膨らんで くる。 やがて、目尻にじんわりと涙が滲み始め、溢れ出しそうになった刹那。 (ちっと叩かれたくらいで、逃げんのか?) 嫌味ったらしくアルカイック・スマイルを浮かべる男の顔が、元親の脳 裏に浮かんできた。 執拗に自分に絡んでは、暴言を吐きまくる男。 「──うるせぇ!俺の頭ン中にまで、図々しく居座ってんじゃねーよ!」 もう少しで零れ落ちそうになっていた涙を乱暴な仕草で拭った元親は、 次の瞬間、勢い良く立ち上がった。 「考えてみりゃ、かえってひとりの方が、気兼ねしなくて済むから好 都合じゃねぇか……よーし、やるぞ!やってやる!」 こうなったら、文句の付け所もないほど役目を果たして、憎たらしいア イツの鼻を明かしてやるんだ。 バサリ、と地図を広げると、元親は周囲の地形とそれを熱心に見比べ始 めた。 右目と左目8
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「元親、元親!元親ぁ!Wake up!…Please wake up!……いやああぁぁ!!」 政宗は元親に縋りつくと、必死の形相で彼女に呼びかける。 しかし、幾度声を掛けてもその身体を揺さぶっても、元親からは一切の応え がなかった。 崩れ落ちる身体を成実に支えられながら、政宗は半ば錯乱状態のまま、子供 のように泣き叫ぶ。 「………」 小十郎は、凍りついたように目の前の光景を呆然と見つめていた。 慟哭する政宗。 物言わぬ元親。 ああ、これではまるでいつもと逆だな。 状況も忘れて、小十郎の頭の中には、間抜な考えばかりが浮かんでくる。 以前から頭痛の種だった者は、それよりもっと前から奥州を煩わせていた賊 と相討ちになった。 丁度いい。煩いごとが一度に消え、双方共倒れになったのだ。 賊から奥州を守る為、山に散ったひとりの客将。 話の筋書きにしては出来過ぎだ。 政宗様には気の毒だが、それも時が経てば、徐々に心の傷も癒されていく だろう。 これで、元に戻るだけだ。 元に…… 『うるさいんだよ、いっつも人の耳元でグチグチグチグチ!』 『アンタは俺のオヤジか!?だったら、もう少し娘を優しく扱えよ。一応こ れでも、政宗同様「れでぃ」の端くれだぜ?』 『一々悩んでたら、この先身が持たねぇだろ?案ずるより生むが易し!…何、 笑ってんだよ』 ──元に……? さんざん俺達を引っ掻き回しておいて、今更何処へ行くつもりだ? お前には今、政宗様がどんなに悲しまれているのか、判らないのか? お前は、俺達を…『俺』を……! 「………ふざけんじゃねぇぞ」 元親に対する理不尽な感情は、小十郎の理性を焼き切った。 爆発的に沸き起こった衝動に突き動かされるまま、彼女の傍で泣き続ける政 宗を半ば押し退けるようにして身を乗り出すと、吐血の後が残る白い頬を、 容赦なく叩き始めたのだった。 「起きろ、このブス!さっさと目ェ醒まさねぇか!」 指先に感じた微かな温もりに賭けて、小十郎は元親に怒鳴り続ける。 「いいか!『佳人薄命』なんてのはな、政宗様のようなお方の為にある言葉だ! たとえ天地が引っくり返っても、お前みてぇな救いようのねぇドブスに、当て 嵌まる筈ねぇだろうが!」 あまりの暴言に、思わず泣くのを止めて、目を丸くさせている主君も目に入 っていないのか、小十郎は元親の胸倉を掴むと、揺さぶり始める。 「……だから、とっとと目を開けろ。それで、俺に突っかかって来い!今日 だけは大目に見てやる!……どうした!起きろ!目を醒ませ!」 「小十郎…」 「起きろ、起きやがれ!……死ぬな!おい!ブス!……長曾我部元親!!」 その時。 「…ぅ……」 それまで地に投げ出されていた手が、ぴくりと僅かな動きを見せた。 次いで、それまで固く閉じられていた瞼がゆっくりと開くと、青みがかった 右目に、段々と光がよみがえってくる。 右目と左目16
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「あ、政宗」 「──何?」 元親の言葉どおり、庭の門を抜けてこちらにやって来たのは、作務衣に 身を包んだ政宗だった。 小十郎に微笑みかけた政宗だったが、彼の隣にいる元親の姿を見つける と、一瞬だけその顔から表情を消した。 「……ふたりとも、どうしたんだ?」 「え?ああ、えーっと…そうだ、お前との稽古の後で、腹減ったから『片 倉さん』の野菜を分けて貰おうと思って。そしたら、分けてやる代わり に手伝えって言われて…」 「……そっか…」 「それよりも政宗様、ご用意は出来たのですか?」 「…ああ。後は肝心の野菜を運んでもらうだけだ」 「用意って、何のだよ?」 興味津々で尋ねてくる元親の無邪気な表情に、政宗は、再び顔を綻ばせる。 「小十郎の畑から、結構な胡瓜と白菜が出来ただろ?漬物にしようと 思ってな」 「漬物!?」 「そうだ。元親、お前漬物好きか?」 「大好きだ!」 「そりゃ良かった。今回は浅漬けにするから、すぐに食べられるぞ?」 「やった!楽しみ!」 「……はしゃいでないで、テメェも手伝え。どうせ出来上がったら、そ のムダにデカい図体で、人一倍食うんだろうが」 元親につられてニッコリと笑っている政宗に、もう少しで見とれそうに なっていた小十郎は、慌てて我に返ると、元親に野菜の入ったカゴを押 し付けた。 「…小十郎。白菜はともかく、胡瓜ってもっと量なかったか?」 「え!?そ、それは……」 「それが意外と、虫食いも多かったもので。こいつにやった数本を含め ても、そんなものですよ」 「……」 涼しい顔で政宗に答える小十郎を、元親はまじまじと見つめる。 ひょっとして、今この男は、自分の事を庇ってくれたのだろうか。 「おら、ブス。よそ見してねぇで、ちゃんと運べ。野菜にキズが付いち まったら、政宗様の漬物が台無しになる」 ──前言撤回。 ギリギリと歯を鳴らせながら、元親はカゴいっぱいに詰め込まれた野菜 を、ふらつきながらも背負い続ける。 「大丈夫か、元親?半分貸せ。俺も持つから」 「政宗様は、お支度をお願い致します。あまりこのブ…こやつを甘やか さぬよう」 「だけど…」 「貴方に、このような野良仕事はさせられません。どうぞ、小十郎たち にお任せ下さい」 「政宗ならともかく、俺はテメェにここまでされる謂れはねぇぞ!?」 「黙れドブス。……バラされてぇのか?」 「……くっそおぉぉ~~!」 「あ、コラ!もっと慎重に運ばねぇか!」 ヤケクソ気味に野菜を担いで、早足に去っていった元親を、農具の束を 抱えた小十郎が、追いかける。 そんなふたりの背を見送りながら、ひとり残された政宗は、理不尽な感 情に、唇を噛み締めていた。 右目と左目6
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「ごめんな…やっぱりその…お、重いだろ…?」 「想像してたよりは重くねぇから、安心しろ。それより……」 「…?」 「もっと、しっかり掴まってろ。変に踏ん張られると、かえって均衡が取り辛 ぇんだ」 言われたとおり、小十郎の首に腕を回した元親は、先程よりも彼の背に身体を密 着させた。 否や、元親の豊満な胸の感触と吐息が、背中と首筋にダイレクトに伝わり、小十 郎はらしくもなく緊張してしまう。 (落ち着け、落ち着くんだ小十郎。俺が今背負ってるのは、でけぇカボチャとぶ っとい大根2本と、妙に柔らかくて食べ頃になった甜瓜(てんか。メロンの事)が ふたつ……って、違う!何を考えてるんだ俺は!?) 「…なぁ」 「──あ!?」 突然元親に呼びかけられた小十郎は、奇妙なトーンで返事をする。 「聞きたいことがあんだけど…さっき、俺が目覚める前……アンタ、俺の事呼ん だか?」 尋ねられた言葉に、小十郎は、暫し沈黙を通していたが、 「………ああ。呼んだぜ。『さっさと起きろ、ブス』ってな」 「…そっか……」 ぶっきらぼうな答えを聞いた後で、元親は納得したかのように頷く。 あの時。元親は、確かに自分の名を呼ぶ真摯な声を聞いたのだ。 初めて耳にするその声は、家族のものでも、故郷にいる幼馴染のものでも、そし て政宗の声でもなかった。 あれは、一体誰だったのか…… 「大方気ぃ失った時に、夢でも見てたんじゃねぇのか?」 「きっとそうだな。でも…」 「?」 「凄く嬉しかったんだ。だってその声、本当に俺の事を心配してくれてたみた いだったから……」 「……」 「また、聞きたいな。聞けないかな…夢の中でも…いい…から……」 「おい…?」 広い背中に揺られながら、元親の意識は、再び眠りの世界へと誘われていく。 「……おめでたいヤツだぜ」 すうすう、と心地良さそうに寝息を立て始めた元親を抱え直すと、小十郎は苦笑 しながら歩き続けた。 「なあ。いい加減教えてやれよ。『気付いてないのは、オマエらだけだ』ってな」 「そうだな…」 小十郎と、彼の後ろで眠っている元親を乗せた馬は、通常よりゆっくりとした 速度で、山を下りて行く。 そんなふたりを見守るようにしながら、政宗と成実は、彼らの後に続いていた。 「でも、出来ればもう少しだけ…ううん、ふたりにはずっと、あのままでい て欲しいんだけど」 「おい、梵天…」 「だって…未だ認めるの、ちょっとだけ悔しいから……」 大切な従者と、大切な心友。 どちらも、政宗にとってはかけがえのない存在である。 そんなふたりが仲良くなるのは、仲違いするよりはましだと考えるものの、そ うなると、今度は自分を置いていってしまうのではないか、という不安と、誤 魔化し切れない嫉妬の感情が、政宗を支配する。 単なる恋の鞘当てならともかく、政宗は、双方にやきもちを焼いているのだ。 小十郎にも。そして、元親にも。 「だから…俺の中で、もうちょっと気持ちの整理がつくまでは、ふたりにはあ のままでいて欲しい」 「……難しいモンだな。今はアレでも、その内にいつかお互いを意識し始める 日が来るかも知れねぇぞ?」 「ん。判ってる…」 「まあ、あのふたりの事だから、どうあってもお前を蔑ろになんかしねぇだろ うけどな。それよりも、小十郎とアイツがこの先どんな風に変わっていくのか、 見守るってのも悪くな……」 そう言って、成実が前方のふたりの姿に、目を細めた瞬間。 「……てんめええぇぇ、このドブス!俺の服にヨダレを垂らすなあぁ!!」 「うぅ…ん…もう、お腹…いっぱい……」 「寝ぼけてんじゃねええぇぇ!!」 「…悪ぃ、梵天。アイツら、俺らが言わない限り、永久に進展しそうにねぇな」 「………Yes. I think so……」 怒鳴りつけながらも、馬の歩調を変えずに進み続けている小十郎の姿を見て、政宗 と成実は、顔を見合わせると愉快そうに笑った。 右目と左目19
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【エピローグ】 「いいっスよ。俺、持つっスから」 「え?でも、悪いよ」 「いいから、いいから。こういう力仕事は男に任せてくれよ。よっ…と、 お、おおぉ!?」 「あ、大丈夫か!?」 元親が運んでいた藁の束を、精鋭のひとりが抱え始めるも、大柄な彼女が持ってい た荷は半端な量ではなかったので、途端に彼の身体はよろめき出した。 倒れそうになる彼を見て、元親は慌ててその身体を支えてやる。 「ケガなかったか?だから、俺なら平気だって言ったのに」 「い、いやあ、ははは…面目ないっス……」 照れ隠しに返事をしようとした精鋭は、自分が元親の胸に背を預けるような体勢 になっているのに気付くと、思わず頬を紅くさせた。 (や…柔らけぇ……!) 「……なあ。本当に大丈夫か?」 硬直したまま動かない彼を、元親は心配そうに覗き込んでくる。 背中に当たる柔らかくて気持ち良い感触に、もう少しで別の世界にトリップしそう になっていた彼だったが、寸での所で正気に返った。 「だ、だだだ大丈夫!全然大丈夫ッスよ!?」 「そっか。でも、そんなんじゃ危なそうだから、ふたりで持って行こうぜ。半分貸 してくれ」 言うや否や、元親は彼から再度藁の束を半分取ると、腕に抱える。 バツが悪い精鋭は、元親から少し遅れるようにして歩いていたが、 「だけど、アリガトな。俺の事気ィ遣ってくれて、とっても嬉しかったよ」 振り返りざま、ニッコリと微笑みながら礼を言う元親を、精鋭は心の底から眩しく 見つめていた。 政宗に忠誠を尽くしている伊達の精鋭達だが、最近では新たなアイドル(?)の出 現に、色めき立っていた。 「筆頭ひと筋の誓いは、何処へやったんだ」と、眉を顰める者もいたが、『高嶺の 花』的存在の政宗とは違い、『等身大の彼女』な雰囲気を持つ元親に、周囲が親近 感と仄かなときめきを覚えるのは、無理もない。 始終、何処ぞの『右目』にブスだの言われ続けている元親だが、実際には決して醜 女という訳ではなく、充分魅力的な女性の部類に属している。 人当たりが良く、誰にでも分け隔てなく接する元親は、故郷四国だけでなく、奥州 でも固定のファンを掴みつつあるようだ。 「お、俺、思い切って誘ってみよっかな…」 「あ、てめ!抜け駆けすんじゃねぇぞ!」 「そうだぞ。大体、こないだまで彼女の事『デカブス』っつってたのは、何処の誰 だよ!」 「いや、あ、あれは…可愛さ余ってなんとやらで…決して本意な訳じゃ……」 「お、おい、来たぞ!」 庭先で、数人の部下が固まって話していると、元親が彼らの前を横切って来た。 「な、なあ!」 まるで、戦場へ繰り出す時よりも緊張しながら声を掛けてきた精鋭のひとりに、元 親は足を止めると彼の方を向いた。 「どうした?何か用か?」 「あ、あのさ…その……」 後ろ手をモジモジさせながら、男は、地面と元親との間を、忙しなく視線を移動さ せる。 「こ、今度…さ、神社で祭りがあるんだけど…い、一緒に行かないか…?」 「──え?」 決死の想いで告げられた誘いの言葉に、元親は暫し目を丸くさせ、遠巻きに見ていた男の仲間は、固唾を呑んで見守っていたが。 「アハハハ!そんな水臭い事言ってないで、政宗や他のヤツらも誘って、みんなで行 こーぜ!その方が、ゼッタイ楽しいって!」 「…え…あ、そ…そーっスね……」 邪気のない笑顔で交わされてしまった男は、内心泣きたい気分を堪えつつ、乾いた笑 いを浮かべ、他の精鋭たちは、男に対する同情半分・揶揄半分で、肩を落として戻 って来た男を迎えた。 「ホラな。やっぱりダメだったろ?」 「あっけらかんとしてる割に、意外とガード固いんだよな、あの人」 「なるほどな。四国でも海賊達相手に、あんな風に上手くやってたんだ」 「大体、政宗様以外に、あの人とふたりきりになれるヤツなんざ……」 「おい」 するとその時。 大股に歩を進めながら、小十郎が元親の背後に立った。 右目と左目20
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レア度:★1 クラス:キャスター 属性:中立・中庸 真名:グローツラング 出典:民間伝承 地域:南アフリカ共和国 性別:女 身長・体重:148㎝・42㎏ コマンドカード:Q2 A2 B1 HP・ATK:7205・5025 ステータス:筋力D耐久B敏捷D魔力B幸運C宝具B クラス別スキル 道具作成(B+) 自身の弱体成功率をアップ 保有スキル 黄金律(C) CT(7) 自身のNP獲得量アップ(3T) 災いの蛇(A) CT(8) 敵単体のクリティカル発生率をダウン(3T)&呪い状態を付与(5T) 魔力放出〔宝石〕(A) CT(5) 自身に1ターン後に攻撃力をアップする状態を付与(1T) 宝具:『無限生成金剛石(アダマス・イーンフィーニタース)』種類:Arts ランク:B 種別:対軍 レンジ:2~30 最大補足:200 敵全体に強力な攻撃[Lv1~]&確率でスタン状態を付与(1T)(オーバーチャージで確率アップ)&呪い状態を付与(10T) 名前
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ハンナ・フリッツ 画像 ハンナ・フリッツ 機体説明 STATUS ※手持ち武器を外した状態で記述 名前 TYPE SIZE HP COST Capacity STR TEC WLK FLY TGH ロボ価格 購入条件 ハンナ・フリッツ 陸 S ガラポン なし 構成 ※SHOPで販売されている場合、セットで付いてくる手持ち武器は下に記述 パーツ名 アイコン Size Type Cost HP Str Tec Wlk Fly Tgh 備考 オートガンビット ハンナ・フリッツBD S 陸 ハンナ・フリッツHD S 陸 ハンナ・フリッツLG S 陸 ハンナ・フリッツAM S 陸 ハンナ・フリッツAM S 陸 ハンナ・フリッツBD@ S 陸 ハンナ・フリッツBS S 陸 パーツ名 アイコン Size Type Cost HP Str Tec Wlk Fly Tgh 備考 シュピッツ・アイゼン S 陸 ハントゲヴィア S 陸 ツヴァイ・カノーネ S 陸 パーツ名 アイコン Size Type Cost HP Str Tec Wlk Fly Tgh 備考 レーベルックギア ALL レーベルックインカム ALL 必要経験値 LV1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 カートリッジ 名前 コスト 備考 キャパシティアップ+70 25 HP+10、6個 シェルガード 20 ソードガード 20 ブラストガード 15 ブーストランニング 15 スウェー 15 ショートブースト 15 タフランナー 20 ソウルイーター 40 クイックランディング 25 スタンリゲイン 30 ファストリカバリー 30 ブロードレーダー 50 アサルトステップ 15 コメント マイ子のお株を奪うパイルバンカーガール リーチ・速度・威力どれをとってもこちらが上回っているので少なくとも無印マイ子では手も足も出ない オリジンマイ子でも多分ムリ Aのアンカーならギリ先手を取れる・・・か? -- (名無しさん) 2015-04-16 22 39 00 現在の強格陸の一角 パイルバンカーはサブ発動の他にピックだけを飛ばす事もできる。 背中のツヴァイカノーネは後退サブも内蔵。 ~であります口調の軍人娘で、ほっとくと 「そっこくのた~め~に~ アインツヴァイドライ」 「た、大佐殿・・・美しい装備であります!」 というが・・・・ 「だ、ダメであります!高いところは、苦手なのであります!」 軍人としてそれはどうなのか・・・? -- (名無しさん) 2015-05-11 08 13 55 名前 コメント すべてのコメントを見る